ちゃんぷるー的ホットスポット

ここでは、代表者が大好きな沖縄のスポットを紹介します。 気持ちのいい場所、癒される場所、ほっとできる場所...ガイドブックには載っていないかもしれ ませんが、素敵な場所をどんどん紹介しますので、行ってみてくださいね。

第9回 民宿  海山木 (みやぎ)  

今回は2004年の夏休みに雑誌「東京カレンダー」で見つけた癒しの民宿、 海山木を紹介します。

住所: 〒905-1501 沖縄県国頭郡国頭村 奥480
TEL/FAX: 0980-41-8383
定休 :年中無休
交通アクセス:沖縄最北端・辺戸岬から車で15分。
国道58号線起点の石碑のすぐ側。
料金: 1泊2食付 5000円
海山木の看板
    
庭
ベランダから 見える庭 
今年の夏のメーンイベント、やんばるで遊ぶ、ために泊まった民宿「海山木」。雑誌 で見つけて、勝手に山奥にあると思っていたら、浜辺にありました。ここかなあ、と車から眺めると粗末 なわらぶきの屋根と、怪しげなおじさん達の姿がちらほら。(ごめんなさい、後で家屋の改修を手伝って いる方たちだと分かりました。)子供たちは「こんなところに泊まるの嫌だ〜 !」と絶叫しました。でも一歩屋敷の中に入ってみると、そこには沖縄的癒しの空間が広がっていました。 通された部屋には部屋と同じくらい広いベランダ(というより板間)がついていて、そこで籐椅子に座り 波の音を聞きながら、庭の緑を眺めながらビールを飲む。至福の時です。
ヤモリ
ヤモリ 
室内は見事なほど、何もありません。物置に使った小さな台だけ。でも、畳に寝転がっているだけで充足 感が・・・充実した一日を送り、緑に包まれて波の音が聞こえたら、テレビもラジオもインターネットも いらないんだなあ、と思いました。写真左はヤモリ。室内でもベランダでも、いっぱい出ました。ヤマト ゥンチュには気味悪い生き物のようですが、沖縄では家を守ってくれる、幸せを運んでくれる象徴として 歓迎されています。ち、ち、ち、と鳴き声が聞こえると、お、いい家だね。と。トイレや浴室には足長の クモ、庭のあちこちにヤドカリ。ムシが苦手な人にはお薦めできません。
トイレトイレに飾られていた花。大きなクモはいるけど、浴室やトイレは清潔で、押し付けがましくなく 調度されています。個室は畳の部屋なのですが、共用スペースは西洋の田舎風でもあり、アジア風でもあり、 清潔でとにかく「いやだな」と思うところがありません。 

夜の飲み会(夕食後は宿のご主人を中心に、持ち寄ったビールや泡盛で大いに盛り上がります)でちらと 聞いたのですが、海山木の経営者ご夫婦は東南アジアをあちこち旅行された様子。私が想像するに、この ご夫婦はいろいろな所を旅し、いろいろな宿に泊まって、その時「いいな」と思ったことをこの海山木 に反映させつつ、沖縄独特のものも大切にしながら、気持ちのいい空間を作り出しているのだと思います。 沖縄には「バリ島風」だの「タイ風」のリゾート施設が続々とできているような気がしますが、アジアの 風を感じつつ、沖縄本来の良さを体験したいなら絶対ここ!です。 
夕食
夕食
宿での楽しみは何といっても食事。民宿だから全然期待してい なかったのですが、夕食、朝食ともお野菜や島豆腐たっぷり、新鮮な魚たっぷりのヘルシーメニューで、 大満足でした。朝食後のコーヒーが意外に美味しくて、おかわりしながらまたまたご主人夫婦とおしゃべ りしてしまいます。

★海山木は飲み物の持ち込み自由!です。というか、夕食時のお茶、朝食時のコーヒー と水以外飲み物は用意されていません。たいてい奥の共同売店で飲みたいものを持ち込んでいるようで すが、泡盛、ビール、チューハイなど品揃えは豊富でした。
朝食
朝食
娘とシータと宮城さん
娘と猫のような犬のシータ、ご主人の宮城さん
シーサー
庭にあった小さなシーサー
HOME